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車のタイヤの交換方法

外されたタイヤ

安全で快適に走るにはタイヤは必要不可欠なものです。
路面が凍った状態だとスタッドレスタイヤへの交換が必要になりますし、パンクや溝がすり減った場合などのトラブルでも必要になってきます。
今回はタイヤ交換に必要な道具や方法について解説します。

タイヤ交換に必要な道具

タイヤ交換に必要な道具は、

  • ジャッキ
  • 輪留め
  • ボックスレンチ

の3点です。
汚れますので軍手も持っておくといいでしょう。また、道路上でタイヤを交換する場合は後続車に知らせるための三角掲示板も準備しておきます。

タイヤ交換の方法

まずは周りの状況を確認し安全を確保します。道路上でタイヤ交換をするのは危険ですので、後続車から見えやすい路肩に停めて三角掲示板や発煙筒を設置して安全を確保しましょう。
交換する場所は平たんな舗装された場所を選び、砂利道や未舗装の場所は避けてください。不安定な場所はジャッキが倒れる恐れがあり大変危険です。

1.ジャッキアップ

タイヤ交換をするためには、タイヤを外す必要があります。そのためには車体をジャッキで持ち上げます。
ジャッキのセット方法は車体にあるジャッキポイントに当てて、ジャッキを動かす棒を差しこんで右に回しましょう。
ジャッキが上がるので、タイヤが地面から離れるまで上げてください。
注意点としてジャッキポイントに当てないと、ボディがゆがむ原因になります。車種によって異なるので、事前に取扱説明書を確認しておきましょう。
また、車はサイドブレーキをかけて、交換するタイヤの対角線上のタイヤに輪留めを設置し、車が動かないようにしてください。

2.ナット・タイヤを外す

ボックスレンチを使ってナットを外していきます。
ホイールカバーが装着されている場合は、ヘラのようなものでタイヤとホイールカバーの間に差し込んで外しましょう。
ナットを外したらタイヤをまっすぐ立てた状態にして水平にして引き抜きます。
外したタイヤはジャッキが倒れる万が一に備えて車体の下に入れておきましょう。

3.新しいタイヤに入れ替える

新しいタイヤを取りつけたら、ナットを取りつけます。ナットを取りつけたら仮締めをしておいてください。
車体を下ろして、対角線上にナットを本締めしてタイヤを固定します。
本締めで注意しておきたいのは適正なトルク(締める強さ)になっているかが大切です。トルクが弱すぎると脱輪の原因になりますし、強すぎるとネジ穴が広がってしまいナットが切れる原因になります。
適切なトルクは車種によって異なるので取扱説明書を確認してください。
トルクレンチがあれば適切なトルクかどうかチェックできますが、ない場合はガソリンスタンドや整備工場に調整してもらうといいでしょう。