ブリヂストンが運営する企業博物館ブリヂストンTODAYに行ってきました。
今回はブリヂストンTODAYについて紹介します。
タイヤ好きなら一度は行ってみたいスポットです。
ゴムとタイヤの博物館「ブリヂストンTODAY」
東京都小平市にあるブリヂストンTODAYは、ブリヂストンの技術センターに併設された企業博物館です。
入場は無料で子どもから大人まで楽しめるでしょう。館内はきれいで人も多くない穴場的な施設です。
駐車場が用意されているのも助かります。
1階はブリヂストンの歴史やサポートしているモータースポーツ、タイヤの種類・構造などを展示。
ブリヂストンの歴史では創業から現在に至るまでの企業史が見られ、レプリカですが当時のタイヤが展示してあります。
モータースポーツのコーナーでは、ブリヂストンがF1参戦時に使用したテストカーやレースで使われたタイヤが見られます。
8時間耐久レースで使われたバイクもありましたよ。
表彰台があるので、優勝したレーサーの気分になって記念撮影ができます。
2階はタイヤの製造工程や環境への取り組みなどを展示。
タイヤがどのように作られるのか、どういう機能があるかなど実験装置をもとに体験しながら学べるでしょう。
ブリヂストンの環境への取り組みとしてエコタイヤが展示されています。
低燃費タイヤのエコピアや空気圧が0でも一定の距離を走れるランフラットタイヤなどの構造も見られて勉強になります。
イルカの人口尾びれが見られる
ブリヂストンが開発したイルカの人口尾びれの実物も見られます。
これは病気により尾びれの75%を失ったイルカのフジを救うため、開発された人口尾びれです。
イルカの尾びれがゴムに近いことから、ブリヂストンが人口尾びれを制作することになりました。
ブリヂストンとフジとの関係は2002年からフジが亡くなる2014年まで12年にわたります。
2007年には「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」というタイトルで映画化もされました。
2010年には同じく病気で尾びれが欠損したイルカのラナンの人口尾びれも制作しています。
さらに、地下にも行くことができ、免振ゴムを見られます。
ARを使って地震が発生した際に免振ゴムがどのように機能するかも見学でき、間近で体験できますよ。
スタンプラリーもやっているので、お子さん連れにおすすめです。
館内はそれほど広くないので、じっくり見ても1時間ほどで回れるでしょう。
無料とは思えないクオリティの高い展示物が見られるので、ちょっと時間が空いたときに行ってみては?
ブリヂストンTODAYの開館日 月曜日~土曜日(日・祝休館)
開館時間:10:00~16:00
入館料:無料